ALESS Labは、おそらく世界で唯一の語学科目が運営する科学実験室です。
ALESSのカリキュラムを通じて、学生は実験のレポートではなく、科学論文の書き方を学習します。学生は科学論文を執筆するために、まず簡単な研究を行います。研究内容は決して専門的である必要はありませんが、身の回りの日用品を用いた簡単なものでありながらも、必ず学生自身が研究計画の立案から行います。そうすることで、学生の能動的な論文執筆を促しています。
ALESS Labは、こうした研究計画の立案から、実験の実施、結果の分析と解釈、そして議論といった全ての段階で、学生のサポートを行っています。
サポートにあたるのは、大学院総合文化研究科の物理・化学・生物・地学の各研究室に所属する大学院生のティーチングアシスタントです。その指導は、一方的に答えを与えるものではなく、実際の研究室で行われているように、学生とディスカッションをしながら共に解決案を探索していくものです。
このようにALESS Labは、ただ単に実験を行うためだけの施設ではなく、ALESS履修生の研究の全ての段階をサポートする「研究室」として運営されています。
What can I ask at ALESS Lab?
ALESS 全般に関する質問
- AlessLabでどういう相談ができるのか教えてほしい
- 宿題が終わらない(先生の指示文章・意図が理解できない)
- 提出書類の作り方がわからない、サイトにアクセスできない
- Safety Formの記入・提出方法
実験前に関する質問
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何を実験するか思いつかない
- どのような独立変数・従属変数があるか思いつかない
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仮説と実験目的をどう設定するかわからない
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先行文献が検索しても出てこない
- 目的の変数をどうやって(どのような器具を使って)測定すればよいか分からない
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作った計画が本当に実現可能か確認してほしい
実験後に関する質問
- 実験結果を解析する方法がわからない(解析してみたが結果が得られなかった)
- 実験結果が仮説と反するものとなってしまった
- 実験結果の表現方法を教えてほしい(本文,表,グラフ,……)
- 表やグラフの作り方がわからない(もっと見栄えの良いものを教えてほしい)